WordPress(ワードプレス)を更新後に記事を投稿しようとすると「エディターで予期しないエラーが発生しました」が表示される!原因はWordPress(ワードプレス)5.0のエディターが「Gutenberg」に変更されたから?
こんばんは@40代サラリーマンのあきらです。
今回は、WordPress(ワードプレス)5.0に更新したのち、
記事を投稿しようとすると
「エディターで予期しないエラーが発生しました。」
と表示されてしまったでその対処方法を紹介します。
これは、WordPress(ワードプレス)5.0から
記事の投稿画面のエディターが「Gutenberg」
というものに変更されたのが原因のようです。
「エディターで予期しないエラーが発生しました。」の原因はWordPress(ワードプレス) 5.0のテキストエディター「Gutenberg」?
WordPress(ワードプレス) 5.0でエディターが
「ブロックエディタ」というものに変更となり、
文章入力が「ブロック」と呼ばれる単位で管理されるようになりました。
ここに、テキストで書き込んでおいた記事をコピペすると、
「エディターで予期しないエラーが発生しました。」
と表示され、
「復旧を試みる」
「投稿内容をコピー」
「エラー分をコピー」
の3つを選択する画面に切り替わります。
試しに「復旧を試みる」をクリックすると、
一時的に元の画面が表示されるのですが、しばらくすると
「エディターで予期しないエラーが発生しました。」
が再度表示されます。
「投稿内容をコピー」と「エラー分をコピー」は
クリックしても何も起こりません。
「投稿一覧」や「固定ページ一覧」で記事の閲覧は可能なので、
おそらくWordPress(ワードプレス)のエディターが
何かを読み取ってエラーが発生していると考えられます。
WordPress(ワードプレス)5.0でテキストエディター「Gutenberg」で以前の記事を編集してみる
試しに、更新前に投稿してある記事を読み込んでみました。
・・・特に問題なく開けます。
しかし、編集方法が分かりません。
さらに今まで存在していた、太字、文字色などのメニューがなくなっています。
エラーの原因はWordPress(ワードプレス)5.0の「Gutenberg」エディター?
これらはWordPress(ワードプレス)5.0のエディターが
「Gutenberg」エディターに変更されたことが原因のようです。
WordPress(ワードプレス)5.0に導入された
「Gutenberg」エディターは今までと全く違います。
僕もこれに戸惑ってしまいました。
ブログの投稿ページが変更になって、今までのエディターのように
太字や文字色を変更するアイコンが表示されていません。
投稿の方法もひとつのエディターにすべての項目を入力するものではなく、
各ブロック(見出しや段落、画像など)を作成して、
記事やページを書き上げていくイメージです。
正直、今までのエディターになれている僕はかなり使いづらいと思いました。
それでも、これからのWordPress(ワードプレス)は、
「Gutenberg」が主流になると予想されますので、
使い方を勉強しておいたほうが良いかもしれません。
WordPress5.0の投稿エディター「Gutenberg」の使い方
「Gutenberg」には、多種多様な使い方があり、
それだけで一冊の本になってしまうほどなので、
まず、初歩的な使い方を紹介したいと思います。
基本的な画面の構成は今までのエディターと同じで、
左カラムにメインの入力項目、右カラムに投稿の公開やカテゴリ、
タグなどの項目があります。
右上にある、歯車アイコンで、
右カラムの表示/非表示を変更することができます。
WordPress(ワードプレス)5.0のエディター「Gutenberg」のブロック要素とは?
「Gutenberg」では、各項目が「ブロック」に分かれているので、
まずはこれに慣れる必要があります。
通常の文章だけであれば、「ブロック」を気にすることはありませんが、
見出しや写真を入れるだけでも「ブロック」が必要になります。
「ブロック」の追加方法は、「+」のアイコンをクリックするだけです。
「ブロック」には各要素があり、それらを選択して作成していきます。
※「ブロック」の要素を選択すると、右カラムのメニューが要素によって変わります。
ブロックメニューを編集することで、表示内容が自動的に変更されるので、
色々な「ブロック要素」を試して、右カラムのメニューが
どのように変わるのか試してみてください。
WordPress(ワードプレス)5.0のエディター「Gutenberg」のブロック要素の使い方
ここでは、よく使う「ブロック要素」を紹介します。
見出しブロック
ブログで必要な「見出し」を書くときに使用します。
今までは、文字を記入後に「見出し」を選択すれば終了です。
「Gutenberg」では、最初に「一般ブロック」→「見出し」を選択します。
見出しの「ブロック」が表示されるので、見出しの文字を入力します。
ここで、見出しの順位(H2やH3)などの編集もできます。
画像ブロック
記事の中に「画像」を挿入する場合に使用します。
今までは「メディアの挿入」で画像を選択すれば画像が記事内に挿入できました。
「Gutenberg」では、「一般ブロック」→「画像」をクリックします。
画像の挿入方法が画面に表示されるので、任意の方法を選択して画像を挿入します。
「画像ブロック」と同様に「一般ブロック」の項目で、
「カバー」や「ギャラリー」というものがありますが、
「ギャラリー」はこれまでのエディターと同様、
「画像ギャラリー」を作成することができ、
「カバー」は画像の上にテキストを重ねて表示ができる
「ブロック」になっています。
リストブロック
「リストブロック」は使用頻度は少ないと思いますが、
いざというときのために紹介しておきます。
箇条書きなどで、文頭に「・」や「1」などを付けるときに使用します。
「一般ブロック」→「リスト」を選択します。
項目の入力方法は前のエディターと同じで、
改行すると文頭に「・」や「2」が付くようになっています。
クラシックブロック
「Gutenberg」を使う上で重要なのが「クラシックブロック」です。
「クラシックブロック」を使用すると、
【以前のエディタ画面】を使用することができます。
「フォーマット」→「クラシック」を選択します。
すると、画面上部に見慣れた以前のメニューが表示されます。
なるべくなら、「Gutenberg」エディターを使用して
慣れてもらいたいのですが、「テーマ固有」や「自作」
のショートコードは「Gutenberg」のエディターでは
使用することができないので「Quicktags」を使って
ショートコードを読み込んでいる場合は
「クラシック」は必須となってしまいます。
ただし、旧エディターのメニューになるだけで、
エディター自体は「ブロック型」なので、
以前のようにコピペで投稿したい場合は後に記載する
「Classic Editor」を使用する必要があります。
カスタムHTMLブロック
記事の投稿時にHTML形式でソースを入力したい場合に使用します。
「フォーマット」→「カスタムHTML」を選択します。
HTML形式で記述されている記事をコピペします。
以前は、更新の際にWordPressの仕様で、
ソースが勝手に変更されてしまう現象があったのですが、
「Gutenberg」の「カスタムHTML」では、
そういうことはなくなったようです。
WordPress5.0の「Gutenberg」エディターではなく、以前のエディターが使用したい場合
「Gutenberg」の簡単な使い方を紹介しましたが、
「どうしても今までのエディターが使用したい!」
という方は、きっといるでしょう。
僕もそうです^^;
いつかは「Gutenberg」に変更しなくてはならないとは思っても、
作業効率を考えると、しばらくは以前のエディターを使用したい。
以前のエディターを使用したい場合は、
「プラグイン」→「新規追加」を選択し、
「キーワード」に「Classic Editor」と記入すると表示されるので、
「今すぐインストール」をクリックします。
インストール後に、「有効化」すれば使用できるようになります。
【まとめ】WordPress(ワードプレス)5.0のエディター「Gutenberg」はこれからの主流か?
今回のWordPress(ワードプレス)5.0へのアップデートから、
WordPress(ワードプレス)としては、
旧エディターから「Gutenberg」エディターを
主流にしていくことが予想されます。
旧エディターに慣れている人(僕)からしてみると、
使いづらくなっているだけなのですが、
「Gutenberg」は感覚的に投稿や固定ページを作成することができ、
ページ作成の知識がなくても「カラム分け」や「リンクボタンの作成」
ができるようになっています。
今までは、テーマやプラグインの機能を使うことでそのあたりはできたのですが、
今後はWordPressがその役回りもするようになっていくのでしょう。
WordPress(ワードプレス)5.0のエディター「Gutenberg」は
悪くもないし、今後の主流だと考えると、
早めに操作を習得しておいたほうがよさそうです。
しかし、テキストで記事を記載しておいて、
WordPress(ワードプレス)5.0に記事をコピペで作業をしたい人(僕)
からすると、しばらくは「Classic Editor」エディター
を使用するしかないのかもしれません。